「入社初日で"ここは無理だ"と確信した」「求人票と実態が全然違う」「研修中だけどもう辞めたい」——入社直後に退職を考えるのは決して珍しいことではありません。しかし「さすがに初日で辞めるなんて言えない」という気持ちが、退職を踏みとどまらせます。
この記事では、入社初日・翌日・研修中であっても退職代行が使える法的根拠と、具体的な退職の進め方を解説します。
入社初日でも退職できる法的根拠
労働契約は入社日に成立している
労働契約は、労働者が会社に労働を提供し、会社が賃金を支払うことで成立します(労働契約法6条)。入社初日であっても、出勤した時点で労働契約は成立しており、労働者には退職の権利があります。
民法627条——退職届から2週間で退職成立
民法627条1項は「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる」と定めています。入社初日でも翌日でも、退職届が届けば2週間後に退職が成立します。
労基法15条2項——労働条件が違う場合は即日退職
労基法15条2項:明示された労働条件が事実と相違する場合においては、労働者は、即時に労働契約を解除することができる。
「求人票には残業なしと書いてあったのに、初日から残業を求められた」「年間休日120日のはずが実際は90日だった」——このように、求人票や雇用契約書で示された労働条件と実際が異なる場合は、即日退職が法律で認められています。
入社直後に退職代行を利用した事例
ケース:入社初日に退職を決意したXさん(22歳・新卒)
Xさんは新卒で入社した営業会社の初日。朝礼で社長が「根性のないやつは辞めろ」と怒鳴り、先輩社員はテレアポのノルマに追われて殺伐とした雰囲気でした。求人票には「アットホームな職場」「丁寧な研修制度」と書かれていましたが、実態は全く異なりました。
帰宅後すぐに退職エクスプレスにLINEで相談。翌朝、退職届がメール・電話通知・郵送で会社に送達されました。労働条件の相違を理由として即日退職が成立。Xさんは2日目以降、出社することはありませんでした。料金は12,800円でした。
ケース:研修3日目で退職したYさん(25歳・転職)
Yさんは転職先のIT企業に入社。研修中に「前職の経験があるなら研修は不要だろう」と言われ、入社3日目からいきなり実務に投入されました。サポートもなく質問もしにくい雰囲気で、前職を辞めたことを後悔しましたが、「3日で辞めたら次の転職に響くのでは」と悩んでいました。
退職エクスプレスに相談し、退職届を送達。退職届到達から2週間後に退職が成立しました。その間は有給休暇がないため欠勤扱いとなりましたが、法的に問題はありませんでした。
入社したばかりでも、辞める権利はあります
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入社直後の退職で気をつけるポイント
研修費用の請求について
「研修費用を返還しろ」と言われるケースがありますが、これは多くの場合、法的根拠がありません。
労基法16条(賠償予定の禁止):使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。
業務に必要な研修の費用を退職者に負担させることは、この条文に抵触する可能性が高いです。ただし、業務との関連性が薄い自己啓発的な研修(資格取得支援等)で、「○年以内に退職した場合は返還する」という合意がある場合は例外的に有効とされることもあります。不安な場合は弁護士にご相談ください。
社会保険の加入状況
入社初日や翌日で退職した場合、社会保険の加入手続きが完了していないケースがあります。この場合、前職の健康保険や国民健康保険に空白期間なく加入できるか確認が必要です。
給与の支払い
入社初日でも、出勤した日の賃金は支払われなければなりません(労基法24条)。日割りまたは時間割で計算されます。退職後に給与が支払われない場合は労基署に相談してください。
履歴書・職務経歴書への記載
入社数日で退職した場合、履歴書への記載は判断が分かれます。
- 社会保険に未加入の場合:記載しなくても発覚するリスクは低い
- 社会保険に加入済みの場合:転職先で年金手帳や雇用保険被保険者証の提出時に判明する可能性がある
- 記載する場合の理由例:「入社後に労働条件が求人内容と異なることが判明したため」
「入社してすぐ辞めるのは非常識?」への回答
入社直後の退職に対して「非常識」「根性がない」と感じる風潮はありますが、労働者には退職の自由が法律で保障されています。
特に、求人票と実態が異なるケースでは、労基法15条2項により即日退職が認められており、むしろ法律は「条件が違うなら辞めてよい」と明確に定めています。合わない環境で無理を続けるより、早めに見切りをつけて次のステップに進むほうが、長期的なキャリアにとってプラスになることもあります。
早期退職後の再就職のコツ
超短期退職は正直に説明する
転職面接で超短期退職について聞かれた場合は、正直に、ただし前向きに説明しましょう。
- 「入社後に求人内容と実態の乖離が大きかったため、早期に判断しました」
- 「自分の強みを活かせる環境を改めて見極めたいと考えました」
転職エージェントの活用
早期退職の経歴がある場合、転職エージェントに相談すると、事情を理解した上で求人を紹介してもらえます。一人で求職活動をするよりも効率的です。
退職エクスプレスの料金:パート・アルバイト 9,800円、正社員・契約社員 12,800円。LINE完結・即日対応・全額返金保証付きです。
まとめ:入社初日でも退職の権利はある
入社初日・翌日・研修中であっても、労働契約は成立しており、民法627条に基づく退職の権利があります。労働条件が求人内容と異なる場合は、労基法15条2項により即日退職も可能です。
退職代行を利用すれば、気まずさを感じることなく退職届を送達できます。「すぐ辞めるなんて言えない」——その悩み、退職エクスプレスに任せてください。退職届の作成・送付・電話通知をまるごと代行します。
よくある質問
入社初日でも退職代行を使えますか?
使えます。入社初日であっても労働契約は成立しており、民法627条に基づく退職の権利があります。退職届が会社に届けば2週間で退職が成立します。
研修中に退職すると研修費用を請求されますか?
業務に必要な研修の費用を退職者に請求することは、労基法16条(賠償予定の禁止)に抵触する可能性が高いです。「研修費用を返せ」という脅しには法的根拠がないケースがほとんどです。不安な場合は弁護士にご相談ください。
入社してすぐ辞めたら経歴に残りますか?
社会保険に加入していた場合は記録が残ります。ただし、入社数日であれば社会保険の加入手続きが完了していないケースもあります。履歴書への記載は判断が分かれますが、超短期の場合は記載しない選択もあり得ます。
