退職が決まった後、意外と困るのが会社のLINEグループ、Slack、Microsoft Teams、社内チャットからの退出です。「いつ抜けるべき?」「挨拶は必要?」「SNSの元同僚はどうする?」——こうした「デジタル上の退職作法」は意外と誰も教えてくれません。
この記事では、退職後のSNS・チャットツールの退出マナーと具体的な手順を、ツール別・シチュエーション別に解説します。
退職時のデジタル整理|やるべきことの全体像
退職時のデジタル整理チェックリスト:
- 社内チャットツール(Slack、Teams等)のアカウント確認
- 業務用LINEグループからの退出
- プライベートLINEグループの整理
- 社用メールの自動返信設定と引き継ぎ
- 個人デバイスに保存された業務データの削除
- SNS(Facebook、Instagram、X等)の整理
- 名刺管理アプリの確認
LINEグループの退出方法とマナー
業務用LINEグループの退出
業務連絡に使われていたLINEグループは、最終出社日または退職日に退出するのが基本です。
退出のタイミング:
- 通常退職の場合:最終出社日の業務終了後、または退職日の夜
- 退職代行利用の場合:退職届の送達を確認した後
- 有給消化中の場合:有給消化開始日、または退職日
退出前の挨拶メッセージ(テンプレート)
テンプレート1:一般的な退出挨拶
「お疲れ様です。◯月◯日をもって退職することになりました。皆さまには大変お世話になりました。このグループを退出いたしますが、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。」
テンプレート2:簡潔な退出挨拶
「退職に伴い、このグループを退出いたします。お世話になりました。ありがとうございました。」
退職代行を利用した場合:退職代行を利用した場合、挨拶メッセージなしでグループを退出しても問題ありません。退出通知は自動的に表示されますが、気になる場合は簡潔なメッセージを残してから退出しましょう。
プライベートLINEグループの扱い
同僚との飲み会グループ、ランチグループ、趣味のグループなど、業務外のLINEグループはすぐに退出する必要はありません。今後も付き合いを続けたい場合はそのまま残り、自然に疎遠になったら退出すれば大丈夫です。
Slack・Microsoft Teamsの退出
社内ツールは会社が対応するのが一般的
Slack、Microsoft Teams、Google Workspaceなどの社内ツールは、退職後に会社側がアカウントを無効化するのが一般的です。自分でチャンネルを一つずつ退出する必要はありません。
退職前に確認すべきこと:
- 個人宛のDMに重要な情報が残っていないか
- 個人のメモやドキュメントを別の場所にバックアップしているか
- 業務の引き継ぎに必要な情報は共有フォルダに保存したか
注意:退職後に社内ツールのデータを持ち出す行為は、不正競争防止法や秘密保持義務に抵触する可能性があります。顧客リスト、営業資料、技術文書などを個人のデバイスに保存するのは避けてください。
SNS(Facebook・Instagram・X)の整理
会社の公式アカウントとの関係を整理する
会社の公式SNSアカウントの管理権限を持っている場合は、退職前に必ず引き継ぎを行いましょう。
SNS整理のポイント:
- 会社公式アカウントの管理者権限を後任に移譲する
- 業務用に作成したSNSアカウントのパスワードを引き継ぐ
- プロフィール欄の「◯◯株式会社 所属」の記載を変更する
- 仕事関連の投稿で問題になりそうなものがないか確認する
元同僚とのSNSの付き合い方
退職後に元同僚とSNSでつながり続けるかは、個人の判断で構いません。以下を参考にしてください。
| 相手 | おすすめの対応 |
|---|---|
| プライベートでも付き合いたい人 | そのままフォローを継続 |
| 仕事上だけの付き合いだった人 | フォローは外さず、ミュートで対応 |
| 関わりたくない上司・同僚 | 時間を置いてからフォローを外す、またはブロック |
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退職代行利用時のデジタル退出ガイド
退職代行を利用する場合、会社に出向くことなく退職が完了するため、デジタル面の整理は自分で行う必要があります。
退職代行利用時のデジタル整理タイムライン:
- 退職代行に依頼する前:個人のデバイスに必要なデータ(給与明細のスクリーンショット等)を保存
- 退職届の送達後:業務用LINEグループを退出
- 退職日以降:社内ツールは会社がアカウントを無効化(自分での操作は不要)
- 退職後1〜2週間:SNSのプロフィール変更、不要なフォロー整理
社用端末の返却と個人データの削除
会社から貸与されているスマートフォンやパソコンには、個人的なデータが残っている場合があります。
社用端末返却前のチェックリスト:
- 個人のLINEアカウントのログアウト
- 個人のGoogleアカウント・Apple IDのログアウト
- ブラウザの保存パスワード・閲覧履歴の削除
- 個人的な写真・データの削除
- 電子マネー・決済アプリの連携解除
まとめ:デジタル面も「きれいに退職」する
退職は物理的な手続きだけでなく、デジタル面の整理も重要です。LINEグループやSlackからの退出はちょっとした気遣いで円滑に行えますし、SNSの整理は退職後の気持ちの切り替えにも役立ちます。
会社との直接のやりとりが難しい方は、退職エクスプレスの退職代行をご利用ください。退職届の作成・送付・電話通知をまるごと代行し、デジタル面の整理に集中できる環境をつくります。
よくある質問
退職後、会社のLINEグループはいつ退出すべきですか?
最終出社日または退職日当日に退出するのが一般的です。退職代行を利用した場合は、退職届が送達された後のタイミングで退出して構いません。退出前に一言挨拶メッセージを残すのがマナーですが、退職代行利用時は挨拶なしで退出しても問題ありません。
退職後、元同僚のSNSはフォローを外すべきですか?
必ずしもフォローを外す必要はありません。関係を続けたい相手はそのまま、仕事上の付き合いだけだった相手は自然にフォローを外しても失礼にはあたりません。ただし、一斉にフォローを外すと角が立つ可能性があるため、時間を空けて少しずつ整理するのがスマートです。
退職代行を使った場合、Slackや社内ツールはどうなりますか?
退職代行を利用した場合、会社側がSlackやMicrosoft Teamsなどの社内ツールのアカウントを無効化するのが一般的です。自分でログインして何かする必要はありません。個人のLINEグループについては自分で退出の判断をしてください。
